おはようございます。
今日は私がリアルのお仕事でのお話を
少しさせて頂きます。
毎年、4月になると新入社員が入社します。
いつも、懐かしいな、自分もそんな時が
あったなと思いながら新入社員の
挨拶を聞いています。
私が初めて入社した会社は危険な薬品を
取り扱う会社の機械整備でした。
ここでは、危険物を取り扱うので
安全についてはかなり厳しく指導して
頂きました。
講習も行かせて頂き、毎日が勉強でしたね。
当時同期が20人入社しました。
流石に20人も居れば色んな人がいます。
仕事が遅い人、覚えが悪い人、リーダーシップがある人、
職場の雰囲気を良くしてくれる人。
そんな中で厳しい研修が始まりました。
当然危険物を取り扱うので研修は
厳しいものでした。
今時では考えられない暴言やスキンシップ
ではない頭を叩かれる事もありました。
でもね、そんな厳しい環境で1年もいれば仕事の遅い人、
覚えの悪い人もしっかりとした、いわゆる一人前の
作業者となっているんですよね。
これには当時衝撃を受けたのを覚えています。
そうなんです、やっぱり人を教育するのにも
環境が大切なんです。
この環境の中に、仕事を繰り返し行う量が
加われば大体の人は出来るようになります。
知っている方もいるかもしれませんが
ランチェスター時間の法則ってものがあり
人の1.7倍やれば大体勝てる。
人の2倍やれば圧勝できると言うような
法則があります。
この法則も量が大切と言う事ですね。
確かに正しいアプローチが出来ていなければ
成り立たないのでここでは良い環境が必要になりますね。
ただね、新入社員の方はわからない事がわからないんです。
右も左もわからず入社して来ています。
しかし一番大切な、やる気、自分への期待、
曇りのない心を持っています。
あなたも思い出してください。
社会人になって、色んな事を考えたと思います。
給料で好きなものを買いたいだとか
初任給で親孝行しようだとか頑張って働いて
社長になりたいだとか色々な希望をもって入社したでしょう。
私は、そんなキラキラした新入社員の
指導を良くしています。
でね、よく感じるのが自分が教える内容が難しい事、
面白くないって事を日々感じていました。
そうなんですよね、人に何かを教えるときは
共感力が大切なんです。
今回の新入社員の教育では先ずは教育内容を
聞いてもらえる状態を作る事を大切に思って、新入社員に
アイスブレイクを行い話を聞いてもらえる状態を作りました。
そのあとに、入社した動機やこれから先どうありたいかなどを
ヒアリングして最後に教育内容を少し話します。
その話もなぜ、この教育が必要なのか、将来あなたにとって
どれだけ大切な知識となるのか、教育内容を理解していなければ
危険があるだとか、最初は特になぜ必要かについて話すことが多いですね。
また、趣味などしょうもない話も多いですかね。
ただね、新入社員だからと言って舐めてはいけません。
しっかりとした考えの人も沢山います。
なので私はよく新入社員から学ぶことも多いんです。
特に中途採用の人なんかは他社で色々経験されているので、
教育している立場の私がよく勉強させて頂いています。
10人には10人別々の人生経験があるので
話を聞くのも楽しいですね。
まあ、私は日々勉強と思っていますし、だれの経験でも
教えてもらいたいですので、年齢や仕事内容などで人を
見ないようにはしています。
見るのであれば行動内容ですかね。
よく言う口だけではないかってやつです。
どうですか、あなたは決めてつけていませんか。
若いからダメだとか、歳をとっているから
ダメだとかで出来る出来ないを決めてませんか?
本質を見る力をつけてくださいね。
そうすれば今後、色々なタイミングで
良い選択が出来るのではと思います。
なので、あなたも誰からでも学んでください。
変わりたいのであれば尚更ですね。
行動して色々学んで楽しい人生を
歩んでください。
では今日はこの辺で
あなたにとって良い一日でありますように